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うるおいの秘密をDove開発者が解説します

製品開発 ヘアケア担当 三上 慎

健やかな髪を語るうえでよく登場するのが「うるおい」というキーワード。それではなぜ「うるおい」が大事なのでしょうか。ダヴ ヘアケア製品開発の三上がその秘密を解説します。

まずは髪の構造について知っておこう!

髪の毛の断面図

髪の毛は、中心から「メデュラ」「コルテックス」「キューティクル」という3つの物質で構成されています。

中心(メデュラ)主成分(コルテックス)表面(キューティクル)

髪は死んだ細胞の集まりですから、再生することはありません。髪は1ヶ月に1cm伸びるので、たとえばミディアムヘアの人の毛先は、約3年前に生まれたものだと考えることができます。その3年の間、1日1回洗髪・ブローをすると約1000回。日々の生活の中で、髪はダメージを受けていきます。

パサつきは髪の傷みによる水分キープ力の低下が原因!

健康な髪と、ダメージのある髪の時間経過水分量 イメージ図

健康な髪の水分量は11%~13%

通常、健康な髪の水分量は11~13%ですが、ダメージを受けている髪や、環境の変化によって、髪の水分量はかなり変化します。グラフは、洗髪とブロードライ(ドライヤーで乾かす)をしたときの、時間経過にそった水分量変化のイメージ図です。
ダメージのあり・なしにもかかわらず、洗髪時には水分量がかなり多くなり、30%程度に増加する傾向があります。その後ブローをすると、急激に水分量が減少するのも共通です。
まず、健康な髪の場合、水分量は、洗髪・ブロー後に『適した水分量ゾーン(11~13%)』に戻っています。一方ダメージのある髪の場合、洗髪時に水を与えると一気に水分を吸い込みますが、乾燥度合いも早く、水分量が不足します。

毎日のブロー、洗髪、ブラッシングといった中で、私たちの髪はダメージを受けています。ダメージを受けた髪は、水分を吸収しやすいけれども、それを抱えることができないので、きちんとしたヘアケアでお手入れをし、うるおいを逃がさないことが必要です。

うるおった髪は美しいだけではない?

うるおった髪には「やわらかい」「なめらか」「しっとり」「まとまりがよい」といった性質があります。なめらかな髪は、表面の摩擦を抑えるのでキューティクルがはがれづらくなり、結果的に枝毛や切れ毛などのダメージを防ぎます。
「うるおいを保つ」ということは髪の健康と美しさの原動力ということですね。